舌癌 stage4 体験記

ある日突然舌癌を宣告された夫と、夫をとりまく愉快な仲間達のブログです。

2019/6/26~7/5 1回目の入院(抗癌治療)

ひたすら待機の日々・・・



悶々と鬱々と妄想をするしかない日々。



それまでの食欲も、気力も日に日に落ちていく夫。。。




患部が痛くて食事がし難いので、


麻酔成分のあるうがい薬を処方してもらって


痛みはすこし和らいだ様子。




抗癌治療に向けて、体力をつける、という


目標に向けて


ご飯は、なるべく食べるように頑張っていました。




頑張ってご飯を食べる、


という意味不明な努力。


この”気”を”病む”前には考えられなかった努力です。





癌の疑い宣告を受けた時点で、


愛煙家であった夫は、すぐに禁煙しました。




これまでに、何度挑戦しても叶わなかった


”禁煙”の夢が叶い。。。。ましたが、


今となってはちっとも嬉しくはなかったでしょう。




抗癌治療のための入院に向けて、


大好きな晩酌も控え、頑張ってご飯を食べました。




そうして、日増しに弱っていく日々の中、


待ちに待った「ベッドが空きました」の連絡。




これで、生殺しのような日々が終わります。




6/26


入院手続きをし、入院生活の説明を受けて、


病室へ。



4人部屋の一角。



窓際の日当たりのよいベッドでよかった。



外の景色も見えるし、なによりお日様の光が入ります。





入院当日は、特に治療も診察もなく待機。



食事も常食でした。



6/27~7/1までの5日間、点滴による抗がん剤の投与を受けました。



副作用の説明を受け、まずは吐き気止めの飲み薬を服用。



シスプラチンと5FUというの種類の化学物質を血管から体内に入れます。



あーーー怖い。




投与期間中は、食事摂取量と、尿量を計測します。





初日。


朝食は10/10 完食。


昼食から少しずつ食べられる量が減ってきました。



2~3日目には、吐き気と倦怠感。気力までも奪われていきます。



それでも、毎日面会に行くと、


ベッドから降りて、面談室や売店まで一緒院内を散歩していました。



私の予想では、ベッドから起き上がることもできず


ぐったりしているのかな、


と思っていましたが、



意外と元気そうな印象を受けました。




しかし、


4日目頃から、食欲も殆どなくかなり弱っているように見えました。



「あと1日じゃ。」



と、カサカサになった気力を搾り出すように


点滴につながれる夫。。。





どうにか5日間の投薬を終え、



その後5日間の回復期間を終え


7/5 退院の日が来ました。




よく頑張ってくれてありがとう。







■編集後記■


治療計画として、



「まずは、抗癌剤を投与して癌を小さくしてから、切ります。」


と、言われました。


抗癌治療は、必須のようでした。



もっと言うと、抗癌治療をしないと、切りません。


という意味でした。






「ただし、


抗癌剤が、合う人と合わない人がいるので、


抗癌治療の結果、


癌が小さくなるかどうかは分かりません。」





何それ???




抗癌剤が、合う人と合わない人はいるけど


抗癌剤の副作用が無い人はいません。




ですよね。




私の疑問は、さておき、


夫の信じる道を見守るしかない、



そんな日々でございます。




↓ポチして下さると嬉しいです。ありがとうございます!


にほんブログ村 病気ブログ 舌がんへ
にほんブログ村