2019/7/23 抗癌治療の結果発表
一縷の望みをかけて挑んだ抗癌治療。
「もう二度としたくない。」
目的達成のためには人一倍努力する
頑張り屋さんの夫が、ぽろりと言う。
それほど苦しい治療だったんだな、と
思います。
退院後、週一回の検診に通い、
7/23 最終的な手術計画の説明を受けました。
当日撮影したMRI画像の結果・・・
「残念ですが、抗がん剤が効かなかったみたいです。
癌が、大きくなっていますので、
予定よりも少し大きく切除します。」
淡々と説明する担当医。
期待とは正反対の結果に打ちひしがれる夫。。。
あんなに苦しい治療に耐えたのに・・・
癌が小さくなると信じていたのに・・・
切除部分が少しでも小さくなると思ったのに・・・
何のために抗癌治療をしたのか、
高額な医療費を支払っただけで
何の意味もない。
それどころか、
正常な免疫機能が低下しただけで、
癌は元気になっている。
無駄な努力と無駄な時間。
無駄に体力と抵抗力、気力までも奪われ
得たものは、大きな失望だけ。
大きな代償を支払いましたが、
もう二度と抗癌治療はしない。
これだけは学び取る事ができました。
高い勉強料でした。いろんな意味で。
■編集後記■
結婚して初めて見た夫の悔し涙。
本当に、悔しかったんだろうと思いました。
さらに、術後の社会復帰への更なる不安。。。
決断した治療方針とはいえ、
こんなにも辛い思いをするとは、
本人は思いもしなかったことでしょう。
それゆえに、悔しさも大きく
しかしながら、それを受け入れ次に進むしかなかった。。。
という出来事。
抗癌治療を受けるしかなかったのか、
他に選択肢がなかったのか、
といえば、
無いわけではなかったと、私は思います。
あくまで個人的な意見ですが。
それを、夫に伝えてはみましたが、
夫には届かなかったようです。
そのときの夫にとっては
専門の先生という立場の人が
これまでの前例をもとに提案するそれしか
選択肢はなかったのでしょう。
今回、身をもってその治療法の不確実さやリスクの高さを学ばせていただきました。
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